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黒潮盃を制したブラックレッグ、そのルックスも話題!

  • 2015年08月17日(月) 18時00分
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▲ブラックレッグ、黒潮盃のゴール前シーン


「この世代では一番強いと信じて仕上げてきた」


 8月12日に行われた3歳馬による地方交流重賞・黒潮盃(大井1800m)で、中央時代に新馬戦を優勝しているブラックレッグ(大井・的場直之厩舎)が優勝しました。

 中央では2戦のみで、今年2月から南関東の一員に。最初は東京ダービーを目標にしてきたそうですが、570キロから580キロの超ビッグサイズの馬だけに、調整は非常に難しいものだったそうで、東京ダービーは惜しくも出走叶わず。徐々に仕上げていきながら、大事に使われてきました。

 黒潮盃までの成績は2着連続5回。勝ち切れないまでも、常に高いレベルで安定して走れるというのも能力の高さの表れだったと思います。

 移籍後一番攻めて挑んだという黒潮盃では、南関東転厩後7戦中6戦手綱を取った大井のリーディング・矢野貴之騎手が騎乗し、道中は中団内目を進めていき、最後の直線では狭くなったところを割って差し切る好内容での勝利。

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▲黒潮盃の記念すべき肩掛け姿


 管理する的場調教師は大井の帝王・的場文男騎手の甥っ子で、騎手時代を含めて念願の重賞初制覇となりました。

「この世代では一番強いと信じて仕上げてきたので、ここで結果を出すことができてホッとしています。まだ子供で古馬になってからの方がいい馬なので、これから重賞をたくさん勝っていきたいです」(的場調教師)

 この後は放牧休養に入り、年末から始動予定とのこと。

 なお、ブラックレッグのルックスも話題を集めています。体は青鹿毛ですが、前髪がこんな感じで真っ白。関係者もこういうルックスの馬は初めて見たと口々に言っているのですが、中央の関係者やファンの方で、こういう馬は見たことありますか??? ご一報を(笑)。

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▲前髪の白さはどこにいても目立ちます。かわいらしい


 的場厩舎には中央7勝馬のインプレスウィナーも仲間入りをし、8月26日の重賞アフター5スター賞(大井1200m)に向けて調整中です。芝を中心に走ってきた馬なので、大井のダート適性は「実戦に行ってみないと……」(的場調教師)とのことでしたが、どんな走りを見せてくれるでしょうか。

 2012年JBCスプリントの勝ち馬タイセイレジェンド(大井・藤田輝信厩舎)の移籍初戦のレースは、8月30日に韓国のソウル競馬場で実施される国際交流競走『アジアチャレンジカップ』(左回り、1200m)となりました。

「体の大きい馬ですが斤量で泣いている部分もあったようなので、その辺りを考慮しながら勝てるレースを見極めて勝たせてあげたいです」と藤田調教師は入厩当初から言っていて、このレースは57キロで戦えるそう。

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▲タイセイレジェンド、的場文男騎手が騎乗


 現在は検疫のために千葉県印西市の小林牧場(大井競馬場の分場)で過ごしていて、19日に韓国へ向けて出発するそうです。

 8月19日は地方交流の重賞スパーキングサマーカップ(川崎1600m)が実施されます。12頭中10頭が元中央馬なので、中央ファンの皆さんにとっては懐かしい馬が多いと思います。枠順は南関東競馬のホームページをご覧くださいね。(枠順はこちら)

 ここで人気を集めるのは、的場文男騎手騎乗のケイアイレオーネ(大井・佐宗応和厩舎)になるでしょう。前回もお伝えしていますが、移籍緒戦となった前走の重賞サンタアニタトロフィー(大井1600m)は道中掛かりながらも2着に入って、地力の高さを見せつけて長期休養明けを感じさせませんでした。

「追い切りもしっかり動いているし、いい意味で変わらないですね。もし気になることがあるとすれば二走ボケですが、前回はあれだけ走ってくれたし期待の方が大きいです」と、いつも調教に乗る佐宗調教師。

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▲1年11か月ぶりの勝利を目指すケイアイレオーネ


 前回はブリンカーをして行きたがったので、今回は外す予定とのこと。

 なお、手綱を取る的場騎手は現在58歳で、9月7日のお誕生日がくると59歳。今年5月の東京湾カップをドライヴシャフトとのコンビで優勝して、自身が持つ地方最高齢騎手重賞勝利(58歳7か月29日)を更新したので、このスパーキングサマーカップを優勝した際にはさらに更新することになります。

 今週も話題は尽きませんが、次は8月31日(月)にお会いしましょう!

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南関東競馬リポーター。宮城県仙台市出身。元NHK山形放送局キャスター。タイキフォーチュンがきっかけで競馬の世界を知り魅了され、競馬を伝える仕事に就きたく上京。MXテレビ大井競馬中継を経て、現在は南関東競馬内で取材活動を行っている。南関東競馬公式ウェブサイト内・南関魂、大井競馬ホームページ、サンケイスポーツ、楽天、ウェブハロン、ターファイトクラブ会報誌、馬事通信など。

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