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京都のダートコースの適性/平安S

  • 2017年05月19日(金) 18時00分


◆行く馬がいれば3〜4番手でも、5〜6番手でもOKの自在性がある

 2013年から5月の京都1900mに変更になったこの重賞は、時期と、距離が変わってまだ5年目だが、かつて1月に行われていた当時と、少々異なった点がある。時期が変わったから、7歳、8歳などのベテランの台頭は少なくなった。これは当然だが、もうひとつ、距離が100m延びただけなのに、京都のダートコースの適性が如実に結果に現われるようになった印象がある。

 たまたまであることは否定できないが、この4年間、馬券に関係した延べ「12頭」は、みんな京都のダートに勝ち星のある馬ばかりである。以前はそんな極端ではなかった。

 7歳クリノスターオー(父アドマイヤボス)は、この平安Sをこれまで「1着(12番人気)、2着(3番人気)、2着(3番人気)」。比較的ゆったりした流れで、すんなり指定席の2番手追走が可能だったのが平安Sを得意とした大きな理由と思われ、こういうタイプが京都ダート1900mにもっとも合っているのだろう。

 今年は、これまでと違って休み明け。入念に乗ってきたが、調整が遅れたことは否定できず、すでに7歳の初夏でもある。体はできているが、あくまで押さえか。

 昨年のこのレースを5馬身差で独走するなど、京都ダート1800〜1900mで、全7勝中の5勝をあげているアスカノロマン(父アグネスデジタル)から入りたい。理想はクリノスターオーのようなすんなり先行の形だが、行く馬がいれば3〜4番手でも、5〜6番手でもOKの自在性がある。フェブラリーSや、アルデバランSで突っ込んで快走したこともある。

 展開予測は、上がり馬のコパノチャーリーに、行きたいケイティブレイブなどが絡んで「ハイペース」予測だが、ベテランの古馬に、トップジョッキーが多い組み合わせであり、競る形はない可能性がある。

 大きなフットワークで伸び伸び動いたアスカノロマンの調教は上々。負担重量は昨年の独走時より軽い57キロである。

 4連勝というすごい上がり馬グレイトパール、4歳のロンドンタウングレンツェントが相手本線だが、穴馬は前回の内容からもう距離は十分こなせそうなタガノエスプレッソ。以下、クリソライト、コパノチャーリーが押さえ。

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1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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