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小回りコースの上りタイム

  • 2017年09月05日(火) 18時00分


◆アレ? と思った“800mのレースで「上り3Fは○秒○」”

 先々週のこのコラムでは、ダブルシャープのクローバー賞勝利を取り上げ、中央との格差が縮まってきた、というようなことを書いた。書いておいて、実はその後に続く馬がいなかったらとちょっと心配ではあったのだが、先週末、札幌最終週の結果で安心した。札幌2歳Sに出走したダブルシャープは勝利には至らなかったものの、3コーナー最後方からまくってきて惜しい3着。届かなかったのは展開のアヤと言うべきで、一番強い競馬をしたと言ってもいいかもしれない。そして日曜日のすずらん賞では、ハッピーグリンがまたも4コーナーでは勝ったかという競馬でコスモス賞に続いて3着。それでも勝ったのは単勝55.3倍というホッカイドウ競馬の伏兵リュウノユキナで、直線で鮮やかに突き抜けた。あらためて芝への適性というのはやってみなければわからないものだ。

 さて今回の本題はここから。先週末の中央競馬は、札幌の夏、新潟の夏、小倉の夏が終了、ということが中継などでもしきりに言われていたが、新潟の名物直線1000mの競馬を見ていて、アレ?と思うことがあった。

 ゴール後の実況で、「勝ちタイムは○秒○、上り800m○秒○、600m○秒○」と、おそらくルーチンワークとして言っていたのだろう。しかし1000mのレースで800mはスタートから200mを引いただけでレース全体の8割を占めるから、“上り”という表現はよくよく考えるとちょっと違和感がある。

 実はこの違和感は、だいぶ以前に自分でも気づいたことがあった

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1964年生まれ。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』解説。NAR公式サイト『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』等で記事を執筆。ドバイ、ブリーダーズC、シンガポール、香港などの国際レースにも毎年足を運ぶ。

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