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フランス競馬観戦に行ってきました

  • 2017年09月16日(土) 12時00分


◆馬券は相も変わらず、でした

 先週の土曜日、「ウイニング競馬」を早退して、フランス競馬観戦に行ってきました。

 といっても、あのフォワ賞を見に行ったわけではありません(もし日本馬が当日の凱旋門賞前哨戦3レースに大挙して出走するようなら行ってもいいかな、と思っていたのですが・・・)。

 日曜日はまずエヴリュー競馬場、次は月曜日にムーラン競馬場、そして1日おいて水曜日にル・リオン・ダンジェ競馬場と、計3場をまわってきました。

 3場ともに年に数日しか開催しない地方競馬でしたが、どこもいい雰囲気でよかったですよ。そうそう、エヴリュー競馬場では、馬とオートバイの“集団演技”なるものを、そのためにレース間隔を開けて披露していました。馬とオートバイが交互に隊列を組んで8の字走行したり、×印の隊列になって回転したり、という“ドリル”。へぇ、こんなコラボもあるんだな、と感心した次第です。

 馬券は相も変わらず、でした。初日がほぼチャラ(場外発売で買ったニエル賞の的中+ヴェルメイユ賞とフォワ賞のハズレを含む)、2日目がいくらかマイナスだった後の3日目。勝負に出た平地レースの馬複総流しが軸馬3着、障害戦のワイド総流しが軸馬4着(しかも、1〜3着馬は厚めに流した人気馬3頭)という有様だったのです。ワイド流しがハズレた時には(軸馬は終始ハナを切って走っていたものの、終盤で3番手、最終障害手前で4番手に後退)、「ウャワォ〜ッ」というワケのわからない声が出ちゃいました。

 実は、私があちこち渡り歩いていたちょうどその頃、競馬ライターのT・M氏もフランスに来ていたようです。

 彼のフェイスブックには、やれ国鉄のストに遭っただの、ホテルの部屋が予約していたのと違っただのと、次々にトラブルに見舞われたことが書いてありました。一方、私はと言えば至って順調で、ムーランからパリに戻る列車が40分ほど遅れたくらい(その日は急ぐ用事がなく、大勢に影響を及ぼさず)。同じフランスに滞在しているのに、この違いはどこから来るのか、って感じでした。

 T・M氏は、けっこうどこへ行っても何かしらの難局に直面するんですよね。私も、鉄道や空港職員(荷物係)のストにあったり、行く予定にしていた競馬場のレースが中止になったり、いろいろ経験しましたが、T・M氏を襲った数々のトラブルに比べたら、たいしたことはありません(2001年9月11日にニューヨークにいた時は大変でしたが)。

 どうもこれは、その人間が持っている“運”によるものと思われます。私にとっては、馬連を買えば軸馬3着、ワイドを買えば軸馬4着というのが、持って生まれた“運”なのです。もちろん、たまには当たることもあります。T・M氏だって、時々は順調に旅を終えることもあるでしょう?そう考えると、なんとなく気持ちがラクになりました。

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テレビ東京「ウイニング競馬」の実況を担当するフリーアナウンサー。中央だけでなく、地方、ばんえい、さらに海外にも精通する競馬通。著書には「矢野吉彦の世界競馬案内」など。

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