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小倉芝は先週同様非常に軽い状態/土曜日(4日)の馬場傾向分析

  • 2012年08月04日(土) 19時00分
 netkeiba.com、競馬総合チャンネルのパドック予想でお馴染みの古澤秀和氏による、4日(土)の傾向分析です。明日の予想にお役立てください。

【小倉芝】
 2週目の小倉芝は引き続きAコースを使用。2週続けて絶好のコンディションで競馬を迎えられたこともあり、例年よりも更に馬場が軽い印象を覚える。時計ももちろん速くなっていて、500万下条件の平場で行われた最終レースでは1分07秒4をマークした。

 このような軽い馬場なので、上位争いをする馬はサンデーサイレンス系が中心。馬体的には手先が軽くて柔らかく、後肢を踏んだ時にしっかりと踏めている馬が狙い目。これらについてはほぼ確実に上位争いを演じていた。あと、馬場の伸びどころとしては基本的に内目が有利で、先行馬が狙い目となる。ただし、先述のような軽い馬場適性が高い差し馬については、決め手の差で上位争いに絡んでくる。

 明日も全く同じような傾向になりそうだし、同じ傾向で買っていけば良いだろう。

【小倉ダート】
 中間は月曜日に雨が降っただけで、今週も乾いた状態となっている。ただ、時計は相変わらず速めで、未勝利の1700mでも1分46秒台と速めになっている。馬体から見ても、非力過ぎるタイプは良くないが、それほどパワーは要らない。

 馬券を考える上では、1000mについてはトモの張りを中心に見れば良いだろう。これがキッチリと張って見える馬はちゃんと上位争いに絡んでくる。

 1700mでは体型と枠順を中心に見ていきたい。内枠の先行馬や好位差し馬が圧倒的に有利なので、内枠で腰高、そして過去走の位置取りを見て前目に付けている馬がいれば狙っておきたい。

【新潟芝】
 朝から快晴で、最終レースまで終日良馬場でレースが行われた。先週に引き続き、絶好の馬場コンディションが続いている。

 完全に上がり勝負だけの競馬になった10R三面川特別(1000万・外1800m)では上位入線5頭が上がり32秒台の脚を使うなど、相変わらずの超高速決着。12R(500万・外1600m)も同様に瞬発力比べとなり、上位馬2頭はいずれも上がり33秒0でまとめている。

 伸び所は内回り・外回り共に完全に内・先行・内枠が優勢で、上位3頭の追い比べとなった10R三面川特別も、ゴール前も内目を突いた馬から順に上位3頭で決着。

 内回りについても、先行有利の流れは続いており、5R(新馬・1400m)も2983万馬券と1491万馬券は飛び出したとは言え、結局のところはスムーズに先行していた3頭での上位決着。内・先行圧倒的有利の馬場傾向には沿う形での決着となっている。

 血統面は先週ほどではないにせよ、相変わらずサンデーサイレンス系が圧倒。1着は1回だけだったが、2・3着は計8頭が台頭している。

 なお、一括りにサンデー系という訳ではなく、内回りでは馬券の妙味を狙うとすれば前付けできるタイプや内目を器用に通れそうな枠の馬がベター。逆に、外回りの場合はある程度の切れ味が必要。

 明日も引き続き同様に、内回り・外回りを問わずペースが落ち着きそうなレースでは内目重視の馬券作戦が良さそうだ。

【新潟ダート】
 朝から終日良馬場で、パサパサの馬場状態。時計は比較的速い決着が多く、8R(500万・1800m)で1分53秒7。11R北陸S(1600万・1200m)で1分11秒2が出ている。

 基本的に先行馬有利が続いている夏の新潟開催だが、土曜に関してはマクリ・差し・追込みタイプが続々と好走。3R・8Rの1800m戦では、前半は中団待機で向正面辺りから自ら一気のマクリで4コーナー好位に取り付いた馬が相次いで1着。この動きに合わせる形となった先行馬は総崩れとなり、2・3着も差し・追込み馬が続く展開が相次いだ。

 とはいえ、1800m戦では最後の直線は相変わらず馬場の内目も伸びており、外からの差し一辺倒という訳ではないので注意しておきたい。

 血統傾向は、上記のように比較的スタミナの問われる展開が相次いだ関係で、オペラハウス産駒ジャングルポケット産駒が台頭。1200m戦でも、11R北陸Sで母父ブライアンズタイムが1・2着。単調な先行馬は沈み、脚を長く使えるタイプの台頭が目立った一日となった。

 明日も同様にスタミナ志向の結果が続くかの判断は難しいところだが、同様の傾向が続くならば差し馬台頭のチャンスも十分にある馬場になっていると見ていいだろう。逆に、先週までのように前残り傾向になる可能性も否定できないので、前半のレースはしっかりと観察しておくべきだろう。

【札幌芝】
 朝から終日良馬場でレースが行われた。

 開催3週目に入ったものの、馬場状態は極めて良好そのもの。11R札幌日経オープン(2600m)では2分38秒8のレコード決着。8R(500万・1800m)は、勝ちタイムこそ1分49秒4と平凡ながら上位2頭の上がり3F33秒台をマークするなど、札幌にしてはスピードと切れ味も問われる馬場状態が続いている。

 伸び所に関しては、先週から一気に内枠・道中で内を通った馬が非常に有利な傾向。全6レース中、1、2枠いずれかの馬が、2着以内となっている。

 ただし、直線で外からの差し馬が全く届かないという訳ではなく、道中内目でジックリを末脚を温存していた馬の差しは相変わらず届いるように、極力ロスのない形であれば差し馬も十分に間に合う形。

 血統面は相変わらずサンデー系が主力。これ以外ではヘイロー系(Devil's Bag の系統)が好調で、小回りコースでは抜群の適性を見せるロージズインメイが10番人気1着、8番人気、6番人気で2着と人気以上の好走が目立った。また、母父も同じく同系統のタイキシャトルDevil His Dueなどが複数台頭している。

 明日も天候が持てば、洋芝の中でも軽い質で内枠や内目を通れる馬を意識しながらの馬券作戦が有効だろうし、まとまった雨量になるようだと、馬場傾向を随時と観察しておく必要があるだろう。

【札幌ダート】
 中間に一雨あった影響もなく、終日良馬場で行われた。

 タイム面も先週までの良馬場とほぼ変りなく、9R(500万・1700m)で1分46秒0。7R(500万・1000m)は59秒8ならこの開催の標準的な良馬場と見ていいだろう。

 脚質は先行馬が優勢だが、先週に引き続きタフな良馬場といった印象で下級条件では最後に脚が上がってしまう馬も少なくない。

 こうした馬場を味方にしての好走例を挙げるとすれば、2R・1着ケイツークロートや、9R・1着アールシネマスタア。この2頭に関しては、いずれも前走からの距離短縮が図られた馬で、周囲の馬がバテ易い環境で前走までの距離経験が生きた形だろう。

 血統面は相変わらずサンデーサイレンス系とミスタープロスペクター系の2強状態が続いているが、土曜に関しては展開や成績比較などの方が重要だったと考えたい。

 明日まともに雨となれば馬場傾向に変化が出てきそうだし、天気が持つようなら同様のタフな馬場傾向と見たい。

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