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レディアルバローザが引退、中山牝馬S連覇など古馬牝馬路線で活躍

  • 2013年03月08日(金) 13時35分
 8日、2011年のヴィクトリアマイル3着ほか、同年・翌2012年の中山牝馬Sを優勝したレディアルバローザ(牝6、栗東・笹田和秀厩舎)が、3連覇の懸った中山牝馬Sを回避してそのまま現役を引退することが明らかとなった。馬主である、ロードサラブレッドオーナーズのホームページで発表された。今後は繁殖牝馬となる。

 同馬は栗東・池江泰郎厩舎で、2009年11月21日の新馬戦(京都芝1600m)でデビューして3着。2戦目で勝ち上がると、翌春のフィリーズRで3着となり、桜花賞では3冠牝馬アパパネの前に11着と敗れた。以降、夏までは自己条件のマイル路線で賞金加算に専念、秋に出走した秋華賞では15番人気ながら5着入と健闘を見せた。3歳秋から明け4歳の冬にかけては、1600万と牝馬限定重賞を使われるも、勝ち星には恵まれなかった。

 2011年2月末で池江泰郎厩舎の定年解散に伴い、3月から現在の笹田和秀厩舎へと転入。初出走となった4歳春の中山牝馬S(阪神芝1800m)では、10番人気の低評価を覆すようにフミノイマージン以下に2.1/2馬身差をつけて完勝し、重賞初勝利を飾った。勢いそのままに出走した、次走ヴィクトリアマイルでは、直線で差し・追込み馬が殺到する中を3番手追走から最後まで粘りを見せて、アパパネ、女傑ブエナビスタの死闘から僅かに遅れた3着と好走した。この時の走りを評価され、夏〜秋の中距離重賞では常に上位人気に推されたが、勝利を挙げるまでには至らなかった。

 5歳になって年明けの京都牝馬Sで6着のあと、叩き2走目は中山コースでの中山牝馬Sを選択。前年覇者も8番人気の支持に過ぎなかったが、福永祐一騎手を背に逃げの手に出ると後続を寄せ付けずに完封。このレースの連覇を見事に達成した。

 その後は5戦して5着が最高で、10日に行われる中山牝馬Sでのラストラン、同レースでの3連覇を目指して調整が続けられていたが、6日の追い切り後に右前脚に挫跖の症状が出て、そのまま引退することになった。

 今後は繁殖入りとなるが、自身はサンデーサイレンストニービンの血を持たず、活躍馬を多数輩出しているキングカメハメハ産駒であることからも、第一線で活躍している種牡馬を中心に、多くの交配パターンが考えられる。

【プロフィール】
レディアルバローザ(牝6)
厩舎:栗東・笹田和秀
父:キングカメハメハ
母:ワンフォーローズ
母父:Tejano Run
馬主:ロードホースクラブ
生産者:ケイアイファーム
通算成績:28戦5勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2011年、2012年中山牝馬S(GIII)

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